[ポストM&A戦略]
2016年7月号 261号
(2016/06/15)
M&Aによって発生した、目の前の明らかな非効率や機会損失をスピーディに解消したい(但し、後で大きなやり直しがないようにやりたい)、という現場のニーズに応えるのが「すぐやる統合」である。
前回は、営業組織を例にとって、パターン別にその考え方と留意点について解説したので、今回は引き続いて、その実際の進め方について解説したい。「すぐやる統合」というと簡易に組織統合できる印象を伴うが、統合のプロセスは十分慎重に運ばなければならない。
・最初に「引っ越し方式」で統合組織の最終形を描く
・「神様の仕事」と「王様の仕事」を区分する
・王様は組織統合のガイドラインと業績目標でコントロールする
・統合組織の上部構造を決める
・両組織の生産性や階層を比較する
・組織の基本設計をやり切ってから、人の顔を当てはめる
*Cコース会員の方は、最新号から過去3号分の記事をご覧いただけます
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
[Webインタビュー]
[【バリュエーション】Q&Aで理解する バリュエーションの本質(デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社)]