沖山 翔・アイリス代表取締役<目次>「スタートアップワールドカップ2023」で世界チャンピオンの座を獲得新宿のシェアオフィスからスタートのどから得られる様々な情報を共有する資金調達塩野義製薬、アサヒグループジャパンと資本業務提携IPOも視野に「スタートアップワールドカップ2023」で世界チャンピオンの座を獲得 ―― アイリスは、2023年12月1日に世界最大級のスタートアップピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ2023」の世界決勝戦で世界チャンピオンの座を獲得。さらに同月15日には、独立行政法人中小企業基盤整備機構が主催する「第23回 Japan Venture Awards」の科学技術政策担当大臣賞も受賞しました。アイリスは、AI技術を用いた医療機器の開発・製造・販売及び人工知能技術の研究開発を目的に2017年11月に設立されました。アイリス設立の経緯についてお聞かせください。 *世界のスタートアップエコシステムの構築と起業家精神の育成を目的として設立された世界最大級のピッチコンテスト。毎年50以上の国と地域で予選が繰り広げられ、3万社を超えるスタートアップがエントリーして、大手事業会社、投資家、企業家と事業提携や資本提携を前提としたネットワーキングが実施される。米国のVC「Pegasus Tech Ventures」によって運営されており、今回が5回目。 **独立行政法人中小企業基盤整備機構が、革新的かつ潜在成長力の高い事業や社会的課題の解決に資する事業を行う、志の高いベンチャー企業の経営者を称える表彰制度。 「私のキャリアを手短かにご紹介しますと、■沖山 翔(おきやま・しょう)1985年生まれ。東京大学医学部卒業、救急科専門医。日本赤十字社医療センター(救命救急)での勤務を経て、ドクターヘリ添乗医、災害派遣医療チームDMAT隊員として救急医療に従事。2017年アイリスを創業、AI医療機器の開発を行う。