東証の新しい市場区分が、4月4日にスタートした。 4月4日、東証のアローズオープンプラットフォームで、東証新市場区分スタートの式典が開催された(写真)。JPX・東証の経営陣のほか、プライム市場を代表して伊藤忠商事の岡藤正広会長CEO、スダンダート市場を代表してワークマンの小濱英之社長、グロース市場を代表してオムニ・プラス・システム・リミテッド社のCEO ネオ・プアイ・ケオン氏がそれぞれ抱負を述べた。投資家サイドからは、アセットマネジメントOneの菅野暁取締役社長らが参加し、新しい市場区分に移行した上場企業に対して投資家としての期待を述べた。 JPXの清田瞭グループCEOは冒頭、「(新市場は)企業価値向上を適切に支えることができる市場となっている。投資家にとって魅力的な市場であり、今後、注意深く丹念にフォローアップを行いたい」などと述べた。