[M&Aトピックス]

(2021/09/01)

カーライル・グループ、シニア・アドバイザーに程 近智(ほど ちかとも)氏就任

 カーライル・ジャパンのシニア・アドバイザーに、程 近智(ほど ちかとも)氏が9月1日付で就任した。程氏は、テクノロジー、通信/メディア(TMT)セクターを中心にカーライルの新たな投資機会の発掘や、評価を含めた投資活動全般についての助言を行う予定。

 カーライル・ジャパンは、日本における中核産業分野の投資先企業を支援するシニア・アドバイザーとオペレーティング・エグゼクティブのチームを擁している。今回の程氏の就任により、同チームは12人体制となり、今後も拡大していく予定だ。

 程氏は、アクセンチュアに1982年に入社以来、複数の要職を歴任し、2006年~15年に代表取締役社長、15年~17年に取締役会長、17年~18年に取締役相談役、18年~21年には相談役を務めた。通信、ハイテク、製造、流通などの幅広い業界で数多くのプロジェクトに携わり、日本におけるアクセンチュアの総責任者として事業を牽引した。また、日本政府(内閣府、経済産業省、文部科学省)をはじめとする公的機関でのアドバイザリー業務や、17年~21年には経済同友会の副代表幹事を務めた経験もある。

 米カーライル・グループは、グローバルに展開する投資会社で「グローバル・プライベート・エクイティ」「グローバル・クレジット」「インベストメント・ソリューションズ」の3つの分野で投資活動を展開している。2021年6月末時点の運用資産は総額2760億ドル。現在、世界5大陸の27拠点に1800人以上の社員を擁している。


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