
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは、2025年7月1日より、戦略コンサルティングサービスを提供する「EY-Parthenon (EYパルテノン)」を拡張し、ストラテジーとM&A支援サービスの全領域を統括する体制に再編したと発表した。EY-Parthenonのリーダーには川口宏氏が就任した。
川口氏は、「これまでのEY-Parthenonでは戦略コンサルティング、PMIおよび事業再生分野のプロフェッショナルサービスにおいてそのブランドを展開してきましたが、今後はM&Aにおける財務アドバイザリー、価値算定・モデリングおよび財務デューデリジェンスにおいても同ブランドでサービスを展開します。
EY-Parthenonとしてプロフェッショナルの英知を結集し、デューデリジェンスを通じた課題の検出とその評価のみならず、M&A取引後の対象事業・アセットの価値向上を見据えたソリューションの提供など、付加価値の高いサービスを今まで以上にシームレスな形で提供することでクライアントの皆さまの企業価値向上に努めて参ります」とコメントしている。
EY-Parthenonがサービス提供する領域
• 戦略立案・実行支援
• M&A、事業売却、コーポレートファイナンス
• 価値創造、事業再生、ポートフォリオ最適化
• セクター別の戦略アドバイザリーおよび変革支援
今回の再編はグローバル全体で行われ、2万5000人の専門家が「EY-Parthenon」の一員としてサービスを提供する。
■川口 宏(かわぐち・ひろし)氏
政府系金融機関での投融資業務を経て2005年からプロフェッショナルファームにてM&Aアドバイザー(FA)として国内外のM&A案件に関する取引相手側との交渉支援等のアドバイス業務に従事。オーストラリアでの勤務経験があることから特にオセアニア地域におけるM&A案件にも多数関わった経験を有する。
2018年にEYに参画。以後リード・アドバイザリー(FA)部門リーダー、トランザクション・アンド・コーポレートファイナンス(FA、価値算定、財務デューデリジェンス)部門リーダーを務める。2025年7月から現職。戦略策定からM&A実行支援、事業再生等を業務領域とする「EY-Parthenon」の全領域を統括する。