
ゴールドマン・サックス証券は、投資銀行部門の共同部門長に高鍋鉄兵氏を起用する。日本でのM&A関連ビジネスの事業拡大を推進させる。高鍋氏は矢野佳彦氏とともに共同部門長を務める。ゴールドマンは資本市場ビジネスを強化するため、このほど東京拠点の幹部人事を刷新している。今後、高鍋氏と矢野氏の両名は、アジア太平洋地域の投資銀行部門のシニア・リーダー等と緊密に連携しながら、日本におけるビジネスを強化していく。
高鍋氏は現在、金融法人グループ共同統括責任者兼日本における金融・戦略的投資家グループ責任者を務めている。2000年にアナリストとして入社し、2008年にマネージング・ディレクター。2024年にパートナーに就任した。
■高鍋 鉄兵(たかなべ・てっぺい)
1998年慶應義塾大学総合政策学部卒業。2000年にアナリストとして東京の資本市場部に入社。2008年にマネージング・ディレクター、2024年にパートナーに就任。日本の金融法人グループ(FIG)の責任者。ゴールドマン・サックス証券の執行委員会、およびアジア太平洋地区コミットメント委員会のメンバーも務める。以前は、金融法人グループにて日本の金融機関の顧客担当業務に従事した。2004年から2007年、および2008年から2018年にかけて、日本の金融機関向けのキャピタル・マーケッツ・ビジネスを統括。また、2007年から2008年まではロンドンのレバレッジド・ファイナンス部に勤務。