[寄稿]
2011年9月号 203号
(2011/08/15)
法制審議会会社法制部会では、子会社の少数株主保護の問題が検討課題として採りあげられている。具体的には、親会社が子会社に対して不当な影響力を行使した場合、あるいは新たな支配株主が出現した場合に、その保護の措置をいかに講ずるかが問題とされている。当該問題について従前のわが国の議論では、いずれも親会社の子会社に対する忠実義務を認めるべきか否かといった観点からアプローチがなされてきた。これに対して今般の議論では、その検討枠組みが忠実義務の概念にとらわれず、柔軟に設定されている点で特徴的である。
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