[視点]
2007年3月号 149号
(2007/02/15)
視点
M&Aと「物づくり」
一橋大学大学院商学研究科教授村田和彦
一 M&A是認の示唆
M&A(企業の合併・買収)が社会的にともかくも是認され、しかも是認の判断基準として、「企業価値の向上」が措定されているという事実は、つぎの二つの事項について、われわれに再認識をせまるものである。その一つは、M&Aは株式会社の支配権の移動を伴うものであって、しかも株式会社の支配者としては、「専門経営者」ではなくて、あくまでも「株主」・「所有者」・「資本家」を措定しなければならないことである。
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