[マールインタビュー]
2010年8月号 190号
(2010/07/15)
医薬卸と調剤の二本柱
――どんなグループ会社ですか。
「昨年、持株会社に移行したのですが、以前からやっていた医療用医薬品卸のほか、調剤薬局事業も行うことを明確にしました。医薬分業が進んだ結果、私どもの得意先の半分が調剤薬局になっています。調剤薬局は公的医療保険の分野にあるのですが、病院と違い、株式会社での経営も可能です。どうしても利益追求型になり、病院以上に薬価差を求める状況が起きています。M&Aも活発です。こうして調剤市場が大きくなるなか、医薬品卸が将来的に調剤分野にどうアクセスしていったらいいのか。非常にデリケートで重要な課題となっています。私どものグループの医薬品卸会社の中には薬局から始まったところもあるし、現に卸と調剤の両方をやっているところもあります。それで調剤薬局について医薬品卸と同様、共創未来の旗印の下にグループづくりをしよう、やる以上は正々堂々とやろうということで医薬品卸と調剤薬局を分けたのです」
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