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2010年8月号 190号
(2010/07/15)
3メガ損保に集約。市場拡大に向け攻勢へ
国内損保大手同士が経営統合し、4月1日付でMS&ADインシュアランスグループホールディングス(MS&ADHD)、NKSJホールディングス(NKSJHD)が誕生した。海外事業で先行する東京海上ホールディングスと規模などで肩を並べ、3メガ損保体制に移った。損害保険業界のM&Aは、1-6月期8件と、M&Aが依然低調のなかで、前年同期と同件数で推移している。内訳はIN-IN3件、IN-OUT5件。IN-OUTは2009年1年間の4件をすでに超えている。3社は、世界トップ水準の保険・金融グループの実現に向け、攻めの姿勢に転じている。3メガ損保の市場拡大に向けたM&Aが本格化しそうだ。(レコフデータ 吉富 優子)
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――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
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