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2011年2月特大号 196号

(2011/01/15)

「日本企業のクロスボーダーM&A OUT-INの動向(2)」

  • A,B,EXコース

前年比3.6%増。中国が米国抜き初の首位

日本企業のクロスボーダーM&Aのうち、OUT-IN(外国企業の対日M&A)は、2010年1-12月期143件と、前年比5件、3.6%の増加となった。外国企業の内訳は、事業会社114件、投資会社29件で、事業会社が前年比14%増加した。143件中、アジア企業が69件と5割を占める。うち中国(香港含む)が37件と急増した。米国の35件を上回り、1985年のデータ集計開始以来、初めて首位に立った。中国以外では、韓国からの投資が12月だけで4件公表されるなど増加の気配を示している。一方、日本企業の対アジアM&A(IN-OUT)は139件と前年比54.4%増加した。2011年は、M&Aによるアジア企業との連携の動きがますます活発化しそうだ。
 

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