[マーケットを読む ~今月のM&A状況~]
2011年9月号 203号
(2011/08/15)
7月のM&A市場では、中国の家電メーカー最大手のハイアールが、三洋電機(大阪府守口市)から白物家電事業を取得する。また、JTによるスーダンのタバコ会社買収やアサヒグループホールディングスによるマレーシアの飲料メーカー買収、サントリーホールディングス(大阪市)によるインドネシアでの清涼飲料事業取得など、食品業界の案件が目立った。国内企業同士のM&Aでは、リコーによるHOYAのデジタルカメラ事業取得や産業革新機構(東京)によるインターネット対応型楽器開発ベンチャーへの出資やスマートメーター世界最大手、スイスのランディス・ギアへの出資(約550億円)があった。そのほか、ファンドによる売却案件も10件と多くみられた。
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――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
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