[マーケットを読む ~今月のM&A状況~]
2012年7月号 213号
(2012/06/15)
5月のM&A市場では、全体の件数は前年同月比微増だったが、IN-INは94件、22.1%の大幅増で昨年11月以降7カ月連続でプラスとなった。飲料業界では、アサヒグループホールディングスが味の素よりカルピスを買収し、自販機飲料主力のダイドードリンコも、果物入りゼリー製造のたらみを買収する。家電量販店では業界5位のビックカメラが6位のコジマを買収し、ヤマダ電機に次ぐ第2位となる。一方、ヤマダ電機は、住宅・住設事業強化のためハウステックホールディングスを買収する。IN-OUTでは丸紅が米穀物メジャー3位のガビロンを買収しトップのカーギルに迫る。OUT-INでは会社更生手続き中のエルピーダメモリ支援の交渉先として、米半導体大手マイクロン・テクノロジーが決定した。
*Cコース会員の方は、最新号から過去3号分の記事をご覧いただけます
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
[Webマール]
[【バリュエーション】Q&Aで理解する バリュエーションの本質(デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社)]
――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
[Webインタビュー]