[ポストM&A戦略]

2013年1月号 219号

(2012/12/15)

第49回 組織・人事のスタンド・アロン・イシュー(下)

 竹田 年朗(マーサー ジャパン グローバルM&Aコンサルティング プリンシパル)
  • A,B,EXコース

   前回は、アセットディール、あるいは子会社の買収でも各種制度や機能を親会社に依存している場合などにおいて発生する、いわゆる「スタンド・アロン・イシュー」について、組織・人事分野に絞ってその内容と意味合い、発生のメカニズム、対処の方向性について解説した。
   今回は、対象事業をアセットディールで切り出し、かつ切り出した事業を新会社として立ち上げるケースを主な例に取り、問題解決の実際の取り組みがどのように行われるのか、そのプロセスと体制について解説を行いたい。

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