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2017年10月号 276号
(2017/09/15)
日本企業に対する投資会社のM&Aのうち、地銀などが出資し、東京都以外の道府県に所在する、いわゆる「地域ファンド」のM&Aは、1-8月期96件と前年同期の67件から43.3%の大幅増加となった。96件のファンド(当事者1)の所在地を地域別にみると、近畿と関東・甲信越がそれぞれ2.6倍に増加しているのが目立つ。道府県別では京都府が18件と最も多く、積極的な動きを見せている。他方、投資先(当事者2)はベンチャー企業が5割を超えている。新事業の育成・成長支援を通じて地方経済を再活性化できるか、今後の動向が注目される。
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――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
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