[編集部から]

2022年8月号 334号

(2022/07/11)

次号予告と編集後記(2022年8月号)

次号予告

2022年9月号
特集:トランスフォーメーションに向かって進化する日本企業のM&A (最前線のリーダー達が視た現場実務の現状と課題)
2022年8月9日 マールオンライン上のリリース 
2022年8月15日 発売予定 
※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記

■先日、酒造会社の社長さんを講師に迎えてのセミナーで、最新の製造工程や営業戦略について、貴重なお話を聞くことができました。若者の日本酒離れや愛飲者の高齢化による国内需要の落ち込みなど課題山積ですが、この酒造会社では、海外への販路拡大、最新技術の活用、鮮度保持や提供方法の刷新に取り組み続け、ようやくその成果が出てきたとのこと。特に海外売上の伸びが貢献しているそうです。
ところで、異業種が酒造業界への新規参入を目指しても、現在、需給均衡のため酒造免許の新規交付は行われていません。そのため既存の中小醸造所買収を選択するのが昨今の動きのようです。一方で、日本酒以外のその他の醸造酒等向け免許を取得し、また、法改正で昨年4月から認められたという「輸出用清酒製造免許」を使って、小規模醸造所を立ち上げて、海外向けに新規参入する事業者も少しずつ増えているとのこと。杜氏の下で生まれる昔ながらの旨い酒、最新技術で広がった喉越し爽やかな酒、そして個性的な味わいの酒、いずれも日本が誇るアルコール飲料です。M&A・アライアンスが活発化することで、世界中で日本のSAKEが愛飲されることを大いに期待しています。(祥)

■初めて編集後記を書いたのは、2012年11月号。M&Aデータに携わって4カ月が経とうとしていた時でした。久々に読み返してみると、当時の私は、仕事の「三日、三月、三年」の2つ目の壁を越え、次の節目に向かって走り続けていきたい、と述べていました。
それから約10年。この度、結婚を機に退職することとなりました。
「M&Aって何?」からのスタートでしたが、諸先輩方からのご指導のお陰で、M&Aデータの作成やM&A速報の担当を任せていただくまで知識を深めることができました。
弊社の事業は、1985年からの「M&Aデータベース」の提供に加え、「マールオンライン」の運営、マールM&Aセミナーの開催など幅も広がり、入門編から専門性の高い分野までカバーできるよう、日々サービスを進化させています。これからも成長を続けていくマールとレコフM&Aデータベースを、ご愛顧いただければ幸いです。(幸)

バックナンバー

おすすめ記事

スキルアップ講座 M&A用語 マールオンライン コンテンツ一覧 MARR Online 活用ガイド

アクセスランキング