[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]

2018年1月号 279号

(2017/12/15)

第154回 電機業界~電機大手 決算好調

 マール企業価値研究グループ
  • A,B,EXコース

ソニー 20年ぶり過去最高益を更新
日立 事業の「選択と集中」で好調


  電機大手のソニーの2017年9月中間連結決算は、連結営業利益が中間期としては20年ぶりに過去最高を更新した。スマートフォンなどに使う画像センサーの売り上げ増がけん引役となっている。日立製作所も設備に対する需要が世界的に旺盛なことを背景に、2017年9月中間連結決算で、過去最高の営業利益を確保した。ソニーと日立は、2000年代以降、業績が大きく低迷した時期があったが、成長分野に資源を投じる「選択と集中」の経営の成果が業績に表れてきた。

ソニー スマートフォン向け画像センサーがけん引

  ソニーが2017年10月末に発表した2017年9月中間連結決算(米国基準)は、営業利益が前年同期比3.5倍の3618億円で、中間期としては20年ぶりに過去最高を更新した。同時に、

この記事は、Aコース会員、Bコース会員、EXコース会員限定です

マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。

バックナンバー

おすすめ記事

スキルアップ講座 M&A用語 マールオンライン コンテンツ一覧 MARR Online 活用ガイド

アクセスランキング