[M&Aスクランブル]

(2024/02/07)

ゼンショーホールディングス M&Aによる成長を果敢に追求、海外市場開拓強化へ

マール企業価値研究グループ
  • 無料会員
  • A,B,C,EXコース
牛丼の「すき家」、回転ずしの「はま寿司」などを展開するゼンショーホールディングス(HD)が近年になってM&A戦略を更に強化しようとしている。今や外食産業最大手の位置づけである同社は、M&Aを活用することでその業態を多角化し、事業規模を広げてきた。現在、4つの事業形態(国内外食、海外外食、小売、介護)を展開しており、それぞれが連携し合って大きなシナジーを生み出している。4業態の中でも中心となっているのが国内外の外食事業で、2024年3月期の上半期時点で売上高全体に占める割合が90%弱となっている。介護事業は比較的参入が新しく、2014年1月に北海道にある介護企業を買収してスタートした。ゼンショーHDの外食事業を活用し宅食サービスの展開も進めている。必ず必要となる食事を介護に組み合わせることで、国内外食の売上の確実性を高めることも可能だ。

 図表1には同社がこれまで手掛けてきた主なM&A(2000年以降)を示しているが、基本的には、外食事業を中心に国内企業の買収を進めてきた。レストランのココスジャパンやビッグボーイジャパン、うどんや丼の「なか卯」を買収し店舗数は急拡大、2023年3月末時点で国内外店舗数は1万283店舗と他の外食企業を圧倒している。2023年3月期の売上高は7799億円と20年間で10倍の成長を実現した。会社資料によると2024年3月期の売上高予想は9600億円と前期から20%以上の伸びに上方修正されており、成長が加速しているようだ。

続きをご覧いただくにはログインして下さい

この記事は、無料会員も含め、全コースでお読みいただけます。

マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。

バックナンバー

おすすめ記事

スキルアップ講座 M&A用語 マールオンライン コンテンツ一覧 MARR Online 活用ガイド

アクセスランキング