M&A専門誌マール

2016年06月14日(火)

Webインタビュー

【第70回】丸の内キャピタルの朝倉陽保新社長が語る「2号ファンド」の投資戦略

 朝倉 陽保(丸の内キャピタル 代表取締役社長)


1号ファンドの投資先4件は完全エグジット

―― 三菱商事と三菱東京UFJ銀行(BTMU)によって、「丸の内キャピタル第二号投資事業有限責任組合」(以下、2号ファンド)を運用する「株式会社丸の内キャピタル」が設立され、16年3月に同社の代表取締役社長に朝倉さんが就任されました。朝倉さんは、三菱商事出身で、退職後はカーライル・グループや産業革新機構等のマネジメントとして活躍した実績があり、プライベートエクイティに関する豊富な経験・知見を持っておられるわけですが、社長就任の話はいつ頃あったのですか。

「1号ファンド(丸の内キャピタル第一号投資事業有限責任組合)は、08年4月に三菱商事と三菱UFJ証券ホールディングスの折半出資で設立された『丸の内キャピタル株式会社』によって総額約500億円の運用を行ってきました。これまでにタカラトミー(投資時期09年6月、15%出資、15年5月譲渡)、ジョイフル本田(09年10月、31.4%、16年3月譲渡)、山本製作所(11年2月、出資比率非公開、15年2月譲渡)、成城石井(11年2月、100%、15年2月譲渡)に投資を行い、今年3月末に、最後のジョイフル本田がエグジットしたということで、一区切りがついたという状況にあります。

 そういうことで、後継ファンドの設立については1年以上前から三菱商事を中心に議論がされていたと思います。私自身は09年7月からの6年間、産業革新機構に在籍しまして15年6月末をもって無事円満退任しました。退任後についてはお陰様でいろいろなお話をいただいていたのですが、御存じのように、前職はM&Aに関する特別な情報にアクセスする仕事でもあったものですから、同じPEファンド業界に戻るのであれば半年間は空けようと考えておりました。三菱商事、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の機関決定を経て正式にお話があったのは、16年の年明けからで、その結果、3月から丸の内キャピタルの代表に就任したというのが経緯です。私自身、三菱商事で15年お世話になり、その後16年間PEファンドの世界に身を置いてきたわけですが、今回、三菱商事が出資しているPEファンドの運営会社で仕事ができるというのは有難いご縁だと思っております」

2号ファンド運営会社の概要

―― 1号ファンドの運営会社は、三菱商事と三菱UFJ証券ホールディングスの折半出資で設立された「丸の内キャピタル株式会社」ですが、2号ファンドを運営するのは「株式会社丸の内キャピタル」となっています。ファンドの運営会社を分けたのはどうしてですか。

「1号ファンドの運営会社である『丸の内キャピタル株式会社』は・・・


 

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