[【クロスボーダーM&A】ベトナム投資の基礎知識 [ベトナムマーケット概要](ワールディング)]

(2012/04/10)

連載スタートにあたって

株式会社アクティブリッジ 代表取締役社長 谷口正俊

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 日本企業の海外事業展開にあたり、ベトナムは注目を集めている国の一つである。その理由の一つが「コスト削減」であることはいうまでもない。しかし現在、ベトナムでは物価・人件費の上昇が著しく、近い将来にはコスト面で他国に優位性を奪われることは目に見えている。

 一方、ベトナムを新規マーケットとして捉えると、8,700万人の人口は非常に魅力的だ。また、ASEANの中心であるベトナムに拠点を置くことで、7億人のASEANマーケットも視野に入れることが可能となる。

 本連載では、ベトナムのマーケットを業界毎に分析し成長性を考察することで、ベトナムを、企業の将来を見据えた「成長の源泉」として活用するための一助となれば幸いである。



株式会社アクティブリッジ

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■筆者プロフィール
谷口正俊(たにぐち まさとし)
1973年イタリア・ローマ生まれ。
早稲田大学商学部卒業後、(株)ベネッセコーポレーション入社。
同社退社後、2000年7月「教育を通じてより良い世の中へ」と、教育関連企業(株)ウィル・シードを共同創業、代表取締役副社長就任。大手企業400社の人財育成支援及び、全国の小中学校に新しいタイプの体感型教育プログラムを提供。
同社副社長を退任後、2006年6月、(株)アクティブリッジの設立に参加。
2010年5月代表取締役社長に就任。
日系企業のベトナム進出支援、ベトナム人技術者育成・派遣事業を展開中。
日本とベトナムを往復する日々を送っている。

 

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