[【クロスボーダーM&A】ベトナム投資の基礎知識 [ベトナムマーケット概要](ワールディング)]
(2012/12/05)
2012年11月、デンマークのビール大手カールスバーグがベトナムの国営ビール企業HABECOへの出資比率を30%に拡大する計画について、ベトナム当局の承認が下りた。
キリン食文化研究所が2011年に発表した2010年の世界主要国のビール消費量によれば、ベトナムは06年からの成長率は年平均13%と高成長を遂げ、世界13位の消費国になった。また、Euromonitor Internationalによると、2011年には、ベトナムはビール消費量約26億リットルで、東南アジアトップとなった。ベトナム商務省は2020年の消費量が10年比で2.2倍の58億リットルとなり、日本(世界7位のビール消費)とほぼ同じ市場規模になると見込んでおり、2025年には日本を超えてアジア2位のビール消費市場になることを確実視する見方も多く存在する。
株式会社アクティブリッジ
■筆者プロフィール
谷口正俊(たにぐち まさとし)
1973年イタリア・ローマ生まれ。
早稲田大学商学部卒業後、(株)ベネッセコーポレーション入社。
同社退社後、2000年7月「教育を通じてより良い世の中へ」と、教育関連企業(株)ウィル・シードを共同創業、代表取締役副社長就任。大手企業400社の人財育成支援及び、全国の小中学校に新しいタイプの体感型教育プログラムを提供。
同社副社長を退任後、2006年6月、(株)アクティブリッジの設立に参加。
2010年5月代表取締役社長に就任。
日系企業のベトナム進出支援、ベトナム人技術者育成・派遣事業を展開中。
日本とベトナムを往復する日々を送っている。
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