[データを読む]
2015年4月号 246号
(2015/03/15)
外資系投資ファンドによる対日M&Aが再び活発化し始めている。1-2月期15件と、前年同期の4件から約4倍の増加となった。まだ2カ月ではあるが、金額合計は1008億円とすでに1000億円を超えている。内訳はバイアウト系(買収、事業譲渡の合計)5件、その他(資本参加、出資拡大の合計)10件。バイアウト系では、米カーライル・グループや米ベインキャピタルの国内実績が積み上がり、その存在感が増している一方、その他では、企業価値向上に向けた対話を促すための敵対的TOBや買い増しが目立ち始めており、市場型のM&Aが再燃しそうな気配もある。今後の動向から目が離せない。
*Cコース会員の方は、最新号から過去3号分の記事をご覧いただけます
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
[【バリュエーション】Q&Aで理解する バリュエーションの本質(デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社)]
[Webマール]