[GLOBAL M&A]
2011年8月号 202号
(2011/07/15)
英LSEと加TMXグループ、合併計画を中止
英ロンドン証券取引所(LSE)と加トロント証券取引所を運営するTMXグループは、2月に同意した合併計画を中止する。加金融機関や年金基金など13社が買収目的会社「メープル・グループ・アクイジション」を設立し、LSEの買収金額約35億㌦を上回る総額約38億㌦の買収提案をしており、株主の賛同が得られない見通しとなったため。合併すれば時価総額がニューヨーク証券取引所など運営のNYSEユーロネクストに次ぐ第2位となる見込みだった。規模の大きいLSEとの合併により、実質的に外国資本に経営権を握られることで、国益が損なわれると、加国内での反発が強かった
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