[GLOBAL M&A]
2012年10月号 216号
(2012/09/15)
欧州ビール大手ハイネケン、シンガポール大手APB を買収(HOL/ SIN)
欧州ビール大手の蘭ハイネケンは、同業のシンガポール大手のアジア・パシフィック・ブリュワリーズ(APB)を買収する。同国の飲料・不動産複合企業体で長年提携してきたフレイザー・アンド・ニーブ(F&N)から54 億シンガポール㌦(約3400 億円)で40%の株式を取得し、出資比率を82%に高める。同業のタイ・ビバレッジとのAPB 株争奪戦で、当初の提示額より3 億シンガポール㌦(約200 億円)高い買収額となった。TOB で残りの株式も取得し、完全子会社化を目指す。APB はアジア24 カ所に製造拠点を持ち、「タイガー」ブランドを展開。ハイネケンは、需要拡大が続く東南アジア市場で事業を拡大する。
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