[GLOBAL M&A]
2018年1月号 279号
(2017/12/15)
欧州化学最大手の独BASF、医薬・農薬大手独バイエルの農薬・種子事業の一部を取得 (GER/GER)
欧州化学最大手の独BASFは、医薬・農薬大手独バイエルのクロップサイエンス部門の一部を現金59億ユーロ(約7800億円)で取得する。対象となるのは、「Liberty」等のブランド名で販売する除草剤事業と、バイエルの遺伝子組換え技術「リバティリンク」及びこれを用いた菜種のほか、畑作物関連の種子事業。バイエルは、2016年9月に合意した種子大手の米モンサントの買収について規制当局から承認を得るため、重複事業の売却を検討していた。BASFは同事業の取得により、遺伝子組換え種子等の事業を強化する。また、除草剤の製品群の拡充等により、自社の農薬事業を補完する。
*Cコース会員の方は、最新号から過去3号分の記事をご覧いただけます
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
[Webインタビュー]
[Webマール]