[編集部から]

2016年3月号 257号

(2016/02/15)

次号予告と編集後記(2016年3月号)

次号予告

2016年4月号
特集:「ASEAN諸国のM&Aを成功させる」         
2016年3月15日発売予定

※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記


■今月の「データを読む」は「旅行・観光業界のM&A動向」です。注目企業はやはりJTBでしょう。1912年(明治45年)、英米人たちに日本の真の実情(姿)を知ってもらうことを目的に、時の鉄道院の協力を得て「ジャパン・ツーリスト・ビューロー」として創設され、2012年に創業100年を迎えました。今、JTBグループが進めているのが、日本を中心とした「日本発、日本着。」から世界中の地域と地域を結ぶ「世界発、世界着。」へのビジネスモデルの転換です。事業ドメインを「総合旅行事業」から「交流文化事業」へと進化させ、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を好機として、M&Aなどを通じて事業変革に取り組んでいます。ユーザー視点ではなかなか目に留まらない企業の歴史や経営戦略を改めて深く知り、その先を読んでいく。仕事冥利に尽きるとは、まさにこういうことなのでしょう。(優)

■先日、社外の先輩とランチをすることになり、以前から気になっていたフランス料理店を訪れました。30周年を迎えたというお店は、ぬくもりのある内装に落ち着いた雰囲気で、どのお客さんもゆっくりとお料理を楽しんでいました。メニューに悩んでいると、ご主人が「面(麺)食いな人にはこのパスタが人気ですよ」と一言。私が緊張していたのがわかったのでしょうか。すっかりリラックスすることができました。その後も居心地の良い距離感を保ちつつの接客に、幸せな気持ちでお店を後にしました。ご主人にとってはそれが仕事と言えばそれまでですが、時間に追われて日頃周りを気に掛ける余裕がなくなっている自身を反省するきっかけとなりました。仕事でもプライベートでも、相手の気持ちに寄り添った行動ができるようになりたいと思いつつ、その気持ちを忘れないためにもまた行ってみたいと思います。(幸)

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