三井住友海上キャピタル(以下キャピタル)は、1990年大正海上グループ35%、野村證券グループ25%、三井系各社40%の出資によって、損害保険業界初のベンチャーキャピタルとして設立され、その後、99年に三井海上火災保険(現・三井住友海上火災保険)の完全子会社になった。 そのキャピタルが、三井住友海上と05年9月にバイアウト・ファンド「MSIVCバイアウト投資事業有限責任組合」を設立した。