[M&Aの現場から]

2014年9月号 239号

(2014/08/15)

【DBJキャピタル】DBJグループのベンチャーキャピタルとして『金融力で未来をデザインします』の企業理念で成長企業のサポートを行う

 鹿島 文行(代表取締役社長)
  • A,B,C,EXコース

鹿島 文行氏   DBJキャピタルは2010年6月、日本政策投資銀行*(DBJ)の100%子会社で、DBJグループのベンチャーキャピタルであった新規事業投資(NBI)と知財開発投資(IPDI)が統合して発足した。

「従来、NBIは数千万単位で数多く投資することでリスクを限定する分散型投資を、IPDIは知的財産の評価をデューデリの重点にすることで投資先数を絞り込み、ハンズオンによりリスクをコントロールするリード型投資を行うという形で未上場の成長企業のサポートを行ってきましたが、新生DBJキャピタルは、両社のノウハウを統合・活用することによって、グローバルな視野を持ち成長する企業、画期的な知財・技術により成長する企業、ユニークなビジネスモデルにより成長する企業等への投資業務を行っています。親会社であるDBJは、企業理念として『金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~』を掲げておりますが、我々の投資に際しての理念も同じで、DBJのグループ力を結集して企業をサポートしていこうということです」

  こう語るのは、鹿島文行社長。1948年11月生まれ。東京大学法学部を卒業後、71年日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)入行。財務部長、情報・通信部長、エネルギー部長を歴任。01年人事部長を経て、03年同行理事就任。06年日本原子力発電常務取締役を経て、13年DBJキャピタル代表取締役に就任した。
  

この記事は、Aコース会員、Bコース会員、Cコース会員、EXコース会員限定です

*Cコース会員の方は、最新号から過去3号分の記事をご覧いただけます

マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。

バックナンバー

おすすめ記事

アクセスランキング