[M&Aの現場から]
2014年10月号 240号
(2014/09/15)
マネックスベンチャーズは2005年11月に設立されたマネックス・ビジネス・インキュベーション(MBI)が前身。MBIはマネックスグループの連結子会社としてグルーブのビジネス展開に資する新規ビジネスの発見および育成に取り組んできたが、グループにおけるコーポレートベンチャーキャピタル事業をさらに強化し投資案件の開拓・獲得を推進するため、14年5月1日商号をマネックスベンチャーズに変更して新たなスタートを切った。
「マネックスグループは、最先端のIT技術、世界標準の金融知識、そして最高の顧客サービスと投資教育によって、あらゆる投資家が最良の金融市場と金融商品にアクセスできるようにすることを企業理念としています。そのため、マネックスグループでは、グローバルで新しいオンライン金融機関をつくり、あらゆるステークホルダーに対して価値を提供していくグローバル・ビジョンを事業戦略として展開しています。そのためには最先端の技術を取り込み、未来志向の金融サービスの提供を行うことが重要になります。その強化戦略の一環としてマネックスベンチャーズは位置付けられていますが、ベンチャー企業への投資ばかりでなく、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボへの参画、さらに今後は、FinTech(FinanceとTechnologyを合成した造語で、金融とテクノロジーを掛けあわせたサービスを指す)に強いシリコンバレーをはじめとする海外のベンチャーキャピタルに対するLP投資も考えています」と、高岡美緒取締役は語る。
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