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[マールレポート ~企業ケーススタディ~]

2020年8月号 310号

(2020/07/15)

業界最大規模のバイリンガルエンジニアを抱えるEarth TechnologyがCLSAキャピタルパートナーズと組んだ理由

右から中 俊二(CLSAキャピタルパートナーズジャパン マネージングディレクター)、能代 達((Earth Technology 代表取締役社長)、黒澤 成樹(CLSAキャピタルパートナーズジャパン アナリスト)

右から中 俊二(CLSAキャピタルパートナーズジャパン マネージングディレクター)、能代 達也(Earth Technology 代表取締役社長)、黒澤 成樹(CLSAキャピタルパートナーズジャパン アナリスト)

 2020年4月、CLSAキャピタルパートナーズ(以下CLSA)が運営するファンドSunrise Capital III(以下、サンライズ・キャピタル)が、ITサービスを提供するEarth Technology(アーステクノロジー)を買収した。

 ITエンジニアは、世界的に見ても欠かせない存在となっているが、日本では英語が話せて専門技術を有するバイリンガル IT 人材の慢性的な不足が大きな問題となっている。Earth Technologyは13年1月に設立され、業界最大規模となる約300人のバイリンガルエンジニアが在籍しているのが最大の強み。

 サンライズ・キャピタルは、CLSAがアドバイザーを務める、日本の中堅・中小企業への投資に特化したプライベートエクイティファンド。06年に設立され、経営陣・投資先と一体となり、投資先企業の企業価値向上を目指している。また、CLSAのグローバルネットワーク(15カ国、22支店)を活用した海外展開支援に加え、株式上場支援も強みとしており、設立以来、累計約1000億円を調達し、競争力に優れ成長潜在性を秘めた日本の中堅・中小企業へ新規投資・追加投資含め約30社への投資を実施し、事業継承案件で豊富な経験と実績を持っている。

 CLSAは、次世代通信規格「5G」やクラウドサービスなどで今後バイリンガルエンジニアの成長が見込めるとみて同社への投資を決めた。本買収後、Earth Technologyの谷川代表取締役社長は会長に就任し、能代達也専務取締役が同社の代表取締役社長に就任した。そこで、能代社長とCLSAの中俊二CLSAキャピタルパートナーズジャパン マネージングディレクター、黒澤成樹 同アナリストに、投資の経緯と今後の成長戦略について聞いた。

<インタビュー>
5G時代到来でアフターコロナのビジネスチャンスはさらに拡大

 能代 達也(Earth Technology 代表取締役社長)
 中 俊二(CLSAキャピタルパートナーズジャパン マネージングディレクター)
 黒澤 成樹(CLSAキャピタルパートナーズジャパン アナリスト)

同級生の誘いで

―― Earth Technology立ち上げの経緯から聞かせて下さい。

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