[Webインタビュー]

(2014/09/17)

【第44回】【イントラリンクス】M&Aに不可欠な機密情報のオンラインによる交換、共有、管理の世界No.1企業が日本市場に本格攻勢

 Rainer Gawlick(ライナー・ガーウィック:イントラリンクス米国本社 グローバル・
 セールス&マーケティング統括 エグゼクティブ・バイスプレジデント)
 Javier Colado(ハービア-・コラド:同アジア太平洋地域・日本担当プレジデント)
 Alasdair Will(アラスデア・ウィル:ディールネクサス アカウントマネージャー)
 村岡 聡(イントラリンクス 日本代表)
  • A,B,C,EXコース

増大するソーシャル・ディールメイキングへのニーズ

―― M&Aの実施にあたっては、様々な機密情報のやり取りが不可欠です。イントラリンクスは、企業間の機密情報共有およびコラボレーション・ソリューションの世界一のプロバイダーですが、ソーシャルコンピューティングの利用とオンライン・ディールソーシングを組み合わせたソーシャル・ディールメイキングへの流れについてどのように見ていますか。

ガーウィック 「ソーシャルコンピューティングの利用とオンライン・ディールソーシングを組み合わせたソーシャル・ディールメイキングは勢いを増しており、多くのM&Aプロフェッショナルたちがオンラインでのディールについてのリサーチ、投資候補先とのコンタクト、ディール締結へと動き出しています。2400人のM&Aプロフェッショナルを対象にした2013年のイントラリンクスの市場調査によると、回答者の55%がディールソーシングのためにオンライン・ディールネットワークを現在利用しており、そのうち売り手側の50%と買い手側の40%のM&Aプロフェッショナルがオンライン・ディールネットワークを利用しディールを締結したと回答しています。

 これを見ても分かるように、ソーシャル・ディールメイキングによってディールのやり方が変わったということは明らかです。国内または世界中の別の場所にいる、これまでに会ったことのない相手同士がオンライン・ディールソーシングを活用して、迅速かつ容易につながることが可能になったのです。売り手と買い手の候補を探し出す時間を短縮すると同時に、M&Aのディールサイクルのすべてのフェーズを合理化することによって、M&A取引時間を大幅に短縮することが可能です。

 このM&Aに関わる専門家の非常に多くの方々が私どものプラットフォームを利用していらっしゃいます。後ほどコラドの方から詳しく説明いたしますが、現在我々がご提供しているディールネクサスの利用登録している企業数は5400社に上っており、そのうちの3300が金融機関、銀行、投資銀行等です。すでに『フォーチュン1000企業』の99%において延べ270万人を超えるビジネスプロフェッショナルに利用されており、これまでに23.5兆米ドルを超える企業買収や合併、企業提携などの大規模取引が成立しています」


 

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