[Webインタビュー]

(2015/04/08)

【第53回】【東京海上メザニン】1号ファンドを395億円で最終クローズ。PEファンド案件などへの投資も順調に進む

 山藤 憲幸(代表取締役 パートナー)
 斉藤 陽一(パートナー)
 工藤 敬介(ディレクター)
 青井 陽平(ディレクター)
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東京海上日動の100%出資によって2013年11月に設立

―― 「東京海上メザニン1号投資事業有限責任組合」が、3月に東京海上日動火災保険株式会社(以下東京海上日動)の投資分の100億円を含めて総額395億円で最終クローズしました。当初予定していたのが300億円ですから、それを大きく上回ったわけですが、まず、東京海上メザニンの設立経緯から教えてください。

山藤「東京海上日動は、1990年後半からシニアローンを中心とした買収ファイナンスの供給を開始しており、その後、2000年初頭からは、その投資対象をメザニン(*)へと軸足を移しています。これまでに回転ずし大手の『あきんどスシロー』など約20件の国内メザニンファイナンスの投資実績を持っています。国内経済の回復を背景に、企業年金基金をはじめとした国内機関投資家の間にインカム型のミドルリスク・ミドルリターン分野への投資ニーズが高くなっていることや、企業買収件数の増加に伴いメザニンに対する需要も今後拡大することが見込まれることから、国内企業を投資対象としたメザニンファンドの運用を目的として、東京海上日動の100%出資によって2013年11月に当社が設立されました。」

 

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