[Webインタビュー]

(2015/05/13)

【第54回】2014年の国内ベンチャー投資・分析結果を解説する

 北村 彰(ジャパンベンチャーリサーチ 代表取締役)
  • A,B,C,EXコース


国内投資対象ベンチャーファンド設立は32、総額1000億円超

―― このほど、日本のベンチャー企業の実態について、「2014年(1~12月)に設立された国内投資対象ベンチャーファンドの集計」、「未公開ベンチャー企 業(IPO企業の上場前を含む)の資金調達の状況」、「国内新興市場に上場したベンチャーキャピタル(VC)出資先企業に関する集計と分析の結果」という 3つの調査結果を発表されました。それぞれの集計結果について概要を教えていただけますか。

「まず14年にVCが設立したファンドです が、国内のベンチャー企業を投資対象とするベンチャー投資ファンドは32ファンドとなって、大幅に増加した13年の31ファンドをさらに上回りました。ま た、14年のファンド総額は1075.8億円で、大きく拡大した13年の2002.7億円には及びませんでしたが、1000億円を超す規模となって13年 に引き続きファンド組成が活況化しているということが言えます。さらに、1ファンド当たりの規模(中央値)は20億円で、大幅に拡大した13年の25億円 と同規模を維持しています。このように14年はファンド設立本数、ファンド総額、ファンド規模、いずれも大躍進をした13年レベルを維持し活況でした。





 

この記事は、Aコース会員、Bコース会員、Cコース会員、EXコース会員限定です

*Cコース会員の方は、最新号から過去3号分の記事をご覧いただけます

マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。

バックナンバー

おすすめ記事

スキルアップ講座 M&A用語 マールオンライン コンテンツ一覧 MARR Online 活用ガイド

アクセスランキング