[M&Aスクランブル]
(2021/10/12)
他方、貸出金の大半が個人向けの住宅ローンであるため、リスク性のある貸出の増加に伴い減少する自己資本の増強が開業以来、大きな経営課題となっていた(住宅ローン残高は、21年3月期に4.6兆円)。2010年4月にはリスク性資産の増加を背景に、自己資本の増強を目的とした増資を実施しているほか、近年は住宅ローンを他社に紹介し、住信SBIネット銀行が他社から手数料収入をもらうビジネスを提供している(2021年3月期の自己資本比率は7.99%)。IPOにより資金調達が容易になれば、より柔軟なビジネス展開が可能になる。...
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――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
[Webインタビュー]