[M&Aスクランブル]

(2022/10/28)

保険仲介大手のエーオン、オーダーメイド型の表明保証保険契約が年率2ケタ増と堅調

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甘利 俊之 氏

甘利 俊之(あまり・としゆき)

損害保険ジャパンで25年間勤務後、エーオンジャパン入社。保険商品や関連サービスの調査・研究およびリスクや保険契約の分析・改善提案等を通じた付加価値を提供し、営業部門を支援。特殊保険やグローバルプラグラム等の大型案件での保険会社との交渉や、営業部門に対する商品教育等も所管。

日本拠点は「アジアパシフィックチーム」の一部

 グローバル市場において最大手の一角を占める保険・再保険ブローカー(保険仲立人)であるエーオンの日本拠点であるエーオンジャパン(東京都千代田区)には「エーオンM&Aグループ」がある。全世界の保険会社が開発する保険商品の「商社」的な役割を担い、M&Aの専門家に対してM&A保険の販売・提案活動を行っている。具体的には、損害保険会社の代理人として保険会社と買収企業(または売却企業)の間に立ち、事業会社やFAのM&A専門家、弁護士などと、日々表明保証保険(W&I保険、Warranty&Indemnity Insurance)の契約に関する交渉を行う。

 表明保証保険を扱う外資系の保険仲介事業者には現在、マーシュ、エーオン、ウィリスの3社がある。エーオンの強みは、国内外をまたぐM&A案件での表明保証保険に関する高い専門性を有する点だ。現在、日本拠点には約200人の社員が在籍している。


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