鳩山首相の東アジア共同体構想や、小沢幹事長率いる大量国会議員団の中国訪問など民主党政権の下でアジア重視の姿勢が鮮明になりました。共通通貨があり、今年、大統領も誕生したEUと比べると、アジアは遅れています。経済面では貿易や投資の障壁などもあり、自由にヒト、モノ、カネが行き来できないのが現状です。経済統合して、こうした障壁をなくせば、市場は拡大し、貿易や投資も活発になり、日本も活力を取り戻すでしょう。沖縄の米軍基地問題の処理のまずさなどもあって、日米関係は冷え切っていますが、アジア重視自体は悪い話ではありません。