[M&Aトピックス]

(2025/01/07)

MBKパートナーズ、バイアウト部門の日本共同責任者に金子哲也氏が就任

金子氏 アジア系投資ファンドのMBKパートナーズは、2025年1月1日付で、金子哲也氏がパートナー兼バイアウト部門の日本共同責任者に就任したと発表した。

 金子氏は、2014年にMBKパートナーズに入社し、同社の日本事業に関与してきた。MBKパートナーズの主要なプロジェクトを数多く主導しており、2024年の日本のラグジュアリージュエラーのTASAKIの売却に関わった。金子氏は現在、黒田グループ株式会社およびオーキッド株式会社(旧ゴディバ・ジャパン)の取締役を務めている。

 MBKパートナーズのマイケル・キム会長は、「昨年は、日本における当社の投資およびエグジットが特に活発に行われ、金子氏はこれらの成功に重要な役割を果たした。同氏の専門知識とリーダーシップが、今後も当社の市場成長をけん引していくものと確信している」と述べている。

■金子 哲也(かねこ・てつや)氏
2006年4月にゴールドマン・サックス証券に入社。同社プライベートエクイティ部門のプリンシパル・インベストメント・エリア(現マーチャント・バンキング部門(MBD))にて、約8年間にわたり企業投資に従事した。この間、準大手ゼネコンのフジタ、音楽配信サービス大手のUSEN、再生可能エネルギー事業者のジャパン・リニューアブル・エナジーへの投資に従事した。その後、2014年にMBKパートナーズに入社し、主要なプロジェクトを数多く主導し、2024年には日本発ラグジュアリージュエラーのTASAKIの売却も担った。現在、黒田グループ株式会社およびオーキッド株式会社(旧ゴディバ・ジャパン)の取締役も務める。慶應義塾大学経済学部卒業。

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