
投資ファンドのキャス・キャピタルは、2025年1月29日付で森圭輔氏が取締役パートナーに就任したと発表した。
森氏によれば、「キャス・キャピタルは、「日本に強い会社を作る」を設立理念に掲げ、投資先の持続的発展を支援している。私自身は、今後もこの理念のもと投資業務全般に従事しながら、特に優良な新規投資案件の開拓を推進していく。例えば、直近投資実行を担当させていただいた寿精密やエヌパットは、固有の強みを有し、高い市場シェアと成長性を誇る“きらりと光る”企業。今後は、弊社投資活動の更なる進化にも寄与することを通じ、日本の将来を担う、“きらりと光る”企業への投資・成長支援に貢献していく」と話している。
キャス・キャピタルは、バイアウトファンドを運営・管理する会社として2003年3月に設立された独立系の投資会社。代表取締役で創業パートナーCEOの川村治夫氏は、東京銀行(現三菱UFJ銀行)を経て、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーで投資銀行部門のマネージング・ディレクターを歴任。20年以上にわたり事業会社・金融機関にM&Aアドバイザリー・証券の引受など様々な金融サービスを提供している。
■森 圭輔(もり・けいすけ)
東京大学大学院工学系研究科修了。2011年より株式会社野村総合研究所にて、製造業をはじめ複数業種の事業会社に対し成長戦略の立案や実行支援のコンサルティング業務に従事。加えて、潜在クライアント企業に対して、事業理解に基づく成長ポテンシャル提案を通じた新規のコンサルティング・アカウント開拓も実施。2018年よりキャス・キャピタル株式会社にて、中堅企業への投資、企業価値向上に従事。特に、製造業・B2Bテクノロジー企業に対し、オーナーの株式譲渡意向が固まっていない段階から成長支援の提案と協議を重ねることで信頼関係を構築し、複数の案件で投資実行を実現。2025年1月、キャス・キャピタル株式会社の取締役パートナーに就任。