[視点]

2010年10月号 192号

(2010/09/15)

M&A会計の進化と課題

立命館大学 講師 立命館アジア太平洋大学 MBAスクール 客員教授 藤田敬司
  • A,B,EXコース

取引実態重視のコンセプト

近年著しく変化している企業会計の中でも、M&A会計(ここでは企業結合会計だけでなく連結会計を含めている)は最も激しく変化している分野である。事業会社においてモノを作りサービスを売る本業に係る会計にあっても、減損会計や資産除去債務会計が導入されるなど、歴史的取得原価主義会計から将来を予測する公正価値測定会計へと変化してきたが、グローバルスタンダードとしてのM&A会計にあっては、M&A取引のコンセプトが変わり、M&A会計の定義が変わり、取引実態をより正確に表すように会計処理方法も変わってきた。

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