[M&Aの現場から]

2019年10月号 300号

(2019/09/17)

【ファイブスター・メザニン】メザニンファイナンスの第一人者として本邦初の独立系メザニンファンド運営会社を設立

斉藤 陽一(代表取締役 パートナー)
  • A,B,C,EXコース
(左から)青井陽平ディレクター、工藤敬介パートナー、斉藤陽一代表パートナー、星野宏彰ディレクター
(左から)青井陽平ディレクター、工藤敬介パートナー、斉藤陽一代表パートナー、星野宏彰ディレクター
 ファイブスター・メザニンは、東京海上メザニン株式会社(以下、「東京海上メザニン」)の中核スタッフ5人が2018年7月に設立し、同年9月から本格的な投資活動を始めたメザニンファンドの運営会社である。2019年7月にファイブスター・メザニン1号投資事業有限責任組合(以下、「FSM1号ファンド」)の募集活動を総額432億円で完了させた。

 メザニンとは、通常の借り入れ(銀行ローン)と資本(普通株式)の中間に位置する資金調達手法の総称。主にバイアウト(企業買収)ファンドや事業会社による企業買収の資金調達に活かされている。優先株式、劣後ローン、劣後社債といった形態を採ることが一般的で、いずれも、議決権の希薄化を原則として生じさせない性質の資金調達手法である。銀行ローンよりも返済・償還順位が劣後するものの、比較的に高水準の利息・配当(インカム)が付されていることから、ミドルリスク・ミドルリターンの投資特性を持っている。

 「ファイブスター・メザニンの投資チームは、

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