[M&Aの現場から]

2016年2月特大号 256号

(2016/01/19)

【日本ベンチャーキャピタル】 創業20周年を迎える独立系VCの草分け

 奥原 主一(代表取締役社長)
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奥原 主一氏  日本ベンチャーキャピタル(NVCC)は、1996年2月に設立された独立系のベンチャーキャピタル(VC)である。

「弊社は20年前に、当時、経済同友会の副会長(現特別顧問)であった牛尾治朗・ウシオ電機会長(現NVCC名誉会長)が、日本経済を活性化させるためには銀行系などの系列に属さず、米国のように起業家が中心となってアーリーステージからベンチャー企業をバックアップするようなVCをつくらなければだめだという思いから、親友であった文箭安雄氏(元コスモ証券社長、現NVCC会長)とともに立ち上げ、経営陣や株主には、自らベンチャー企業を興した事業家やベンチャー企業支援に熱心な大企業が結集しました。役員企業、株主企業、ファンド出資企業など150社以上の大企業がNVCCに関与していまして、投資候補先の事業性評価、投資後のアライアンス構築などで強力な支援を得られる体制ができています」と語るのは、奥原主一(しゅいち)社長。

  奥原氏は、92年東京大学工学部産業機械工学科卒。94年東京大学工学系研究科情報機械工学を修了し、同年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手メーカーにて最先端の技術コンサルティングに関与。98年日本ベンチャーキャピタル入社。08年取締役投資部長就任。09年4月代表取締役就任した。

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