[対談・座談会]

2012年10月号 216号

(2012/09/15)

[座談会] 日本企業のイノベーションのために「ベンチャー・エコシステム」の確立を

(50音順)
 安達 俊久(伊藤忠テクノロジーベンチャーズ 社長、日本ベンチャーキャピタル協会 会長)
 石井 正純(AZCA, Inc. 社長、Noventi パートナー、早稲田大学 客員教授)
 各務 茂夫(東京大学 教授、産業連携本部 事業推進部長)
司会:編集委員・池田 耕造
  • A,B,EXコース

今ほど日本企業にイノベーションが求められている時はない。イノベーションのための新しい成長サイクルには「ベンチャー・エコシステム」が不可欠である。そのために何をしなければならないのか。日米の事例を挙げながら、産官学への提言を行う。

大企業は日本のベンチャー企業にもっともっと目を向けるべき

-- 日本経済は「失われた20年」といわれるほど、長いデフレ不況から抜け出せずにいます。産業界からは「さっさと不況を終わらせてほしい」という声が聞こえてきそうなほど経営環境は厳しさを増しています。実際、パナソニック、ソニー、シャープという日本を代表する家電メーカーが巨額の赤字を計上したことに象徴されるように、日本の大企業は思い切ったイノベーションに取り組まざるを得ない状況に追い込まれていると言えます。そこで、本特集ではベンチャー企業のM&Aによる大企業のイノベーションについて考えてみたいと思います。

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