次号予告
2022年6月号
特集:日本におけるPEファンドの現状と今後の活動
2022年5月13日 | | マールオンライン上の先行リリース |
2022年5月18日 | | 発売予定 |
※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。
編集後記
■経済産業省が、脱炭素の研究開発を促す2兆円基金など大企業向けの補助金支給の要件として、「PBRが1倍超」の企業を優先することを検討しているそうです。PBR(時価総額/純資産)は、1倍を割ると解散価値を下回った状態を示す指標として知られていますが、利益の成長期待度を表すPER(時価総額/当期純利益)と株主から見た収益性を表すROE(当期純利益/純資産)をかけ合わせた指標と捉えることもできます。例えばPERが市場平均並みの14倍でROEが7%の場合、PBRは0.98倍(=14倍×7%)とほぼ1倍になります。現状、上場企業の5割程度はPBR1倍割れの状態にありますが、1倍割れの企業は、PER14倍、ROE7%をひとつの基準として、自社の成長期待度と収益性の水準をチェックした上で、①成長期待度向上の基となる経営計画やIR活動、②ROEに影響を与える収益性・資産効率や資本政策といった現在の施策や取り組みを再点検してみてはいかがでしょうか。(謙)
■週末にまとめて洗濯をするのですが、土日ともに雨予想。自宅の洗濯乾燥機は、洗濯のみの場合は一度に11kgできるのですが、洗濯・乾燥の場合は、量は約半分の6kgで3時間もかかります。洗濯物が多くて2回となると6時間です。さすがに6時間はと思い、近所のコインランドリーをスマホで検索したところ、この1、2年で新たに何店舗かオープンしていました。以前、洗濯機が壊れコインランドリーを利用した際、いつもよりもごわついた感じになり、また、不特定多数の人が利用するのであまり良いイメージを持っていませんでしたが、最近のコインランドリーは、カラフルな熱帯魚が泳ぐアクアリウムが設置されていたり、使用前に洗濯乾燥機のドラム内を洗浄する機能がついていたり、肌に優しく、素材を傷めず、環境にも優しい洗浄力の高い洗剤や天然アロマオイルを使用した柔軟剤を採用するなど各店こだわりが見られ、イメージがずいぶんと変わりました。そのうちの1店は、入った瞬間に洗剤の柔らかな香りがし、明るく清潔感がありました。一度に10kgの洗濯物を1時間程度で洗濯・乾燥でき、自宅よりも何と5時間の短縮になります。また、スマホで運転状況もリアルタイムで確認できるので、近くの大型スーパーで買い物するなど、待ち時間を効率的に使うことも可能です。
乾燥機能付の洗濯機を使っている者にはあまり縁がないと思っていましたが、ずいぶんユーザーフレンドリーになり、短時間で大量の洗濯物を洗濯・乾燥できるコインランドリーの魅力を見直したところです。(礼)