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2006年12月号 146号
(2006/11/15)
体力回復し、成長市場のアジア中心に本格化
日本企業による外国企業へのM&A(IN-OUT)のうち、金融機関やファンドなど金融によるM&Aは、アジアを中心に本格化する兆しが見えてきた。1-10月期の件数は24件と前年同期比わずかに1件の増加だが、24件中、対アジアは16 件で、これまでで最多となった。公表金額合計は1837億円と前年同期比約4.1倍に増え、大型化している。体力は回復したが、人口減少などで国内市場が伸び悩む中で、成長市場のアジアに向け、対外戦略強化の動きが鮮明になってきた。(レコフ 吉富 優子)
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