[視点]
2008年2月号 160号
(2008/01/15)
M&Aにおいて大型案件の増加、入札案件の増加、ファンドの活動の活発化に伴い、買収価額は増加傾向にある。そのため買収価額とM&Aの対象会社の純資産の差額であるのれんは増加傾向にあり、その償却負担は将来損益に大きな影響を与えることになる。一方で、のれんの会計は日本において会計基準の国際的なコンバージェンスの流れも踏まえ、現在償却する会計が非償却になるのかという論点がある。本稿ではのれんに関する会計基準の動向を踏まえながら、のれんの会計について考察してみたい。
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