[マーケットを読む ～今月のM&A状況～]
2008年2月号 160号
（2008/01/15）
一二月のＭ＆Ａ市場では、ファンドによる日本企業の買収金額としては、過去最大級となるアドバンテッジパートナーズ（ＡＰ、東京）による東京スター銀行のＴＯＢによる買収が発表された。また、リクルートは、人材派遣事業最大手のスタッフサービス・ホールディングス（同）を買収し、人材総合サービス企業としての地位を確立した。海外に向けてはエーザイが、二〇〇七年の対外Ｍ＆Ａ金額としては最高額となる、総額約四三三七億五八〇〇万円（約三九億ドル）で、米製薬会社ＭＧＩファーマをＴＯＢなどにより完全子会社化する。
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［押さえておきたい新時代のM&A～海外M&Aのカギを握るリスク管理］
