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2008年2月号 160号

(2008/01/15)

上場企業が売り手となるM&A動向(2)

  • A,B,EXコース

700件で過去最高。
戦略的売却の動き本格化


東証1部やジャスダックなどに上場する企業が売り手(当事者2)となるM&Aは、総件数が前年を下回るなか、2007年は700件と、過去最高を記録した。総件数の26.0%を占める。買い手から見てだが、形態は買収、出資拡大が増加している。グローバル競争が激化するなか、自ら国内大手や外資の傘下に入る企業や非公開化で市場を退場する企業、上場企業同士で株式持ち合いを進める企業など、生き残りや持続的成長を図るための戦略的なものも含め売却の動きが本格化してきている。市場では、株価低迷などを背景に投資ファンドの動きが再び活発化しており、売り手側の動向から目が離せない。




 

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