[マールインタビュー]

2008年3月号 161号

(2008/02/15)

No.99 強者連合で外食トップを目指しM&Aに乗り出す

ドトール・日レスホールディングス 大林豁史 会長
  • A,B,EXコース

飲と食の異業種統合

― ―どんな理念で統合されたのですか。「ドトールコーヒーは全国に一五〇〇店舗近くあって、だれでも知っている。しかし、日本レストランシステムは三百数十店舗しかなく、スパゲティ専門の洋麺屋五右衛門、自然食のさんるーむ、地鶏やなどいろんな店を手がけていて、会社の名前を聞いてもピンとこない人も多いかも知れない。この飲と食の異業種で強者同士の二社が統合し、外食産業のエクセレント・リーディングカンパニーを目指しています。質的にも規模的にも日本一になる。これが究極の目的です。ドトールだけではできなかったし、逆に日レスだけでもできなかった。売上高が大きいドトールと利益率が高い日レスが一緒に組むことで道が開けた。統合で売上高一〇〇〇億円、経常利益一〇〇億円を超える会社になった。上場会社に限れば売上高では日本マクドナルド、ゼンショー、吉野家などに次いで五指に入り、利益では三位内。新しい戦略が成功すれば、一番になれる可能性が見えてきた」

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