[視点]
2009年3月号 173号
(2009/02/15)
M&Aは、資本市場の評価に影響を与えるであろうか。これは、M&A等の企業の流れを変える大きなイベントの発生を予想してポジションを取るイベント・ドリブン型のヘッジ・ファンドのみならずとも、多くの投資者が共通して一度は考えたことのあるアイデアであろう。実際に、証券市場を研究対象とするファイナンスの研究者によってもM&Aと資本市場の評価に関しては、多くの研究成果が蓄積されている。とくに企業価値評価とM&Aに焦点を当てると、欧米における2000年以降の研究では、(1)Means ofPayment仮説と(2)Misvaluation仮説が定説となっている。本稿では、これらの仮説について、企業価値評価の視点から紹介したい。
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