[マーケットを読む ~今月のM&A状況~]
2009年6月号 176号
(2009/05/15)
四月のM&A市場では、世界的に厳しい経営環境が続く半導体業界で、生き残りをかけて半導体国内三位のNECエレクトロニクスが、同二位のルネサステクノロジ(東京)と二〇一〇年四月一日付で合併し、国内一位、世界三位の半導体メーカーが誕生する。また、米スティールパートナーズから現経営陣の退陣を求められているアデランスホールディングスが、国内投資ファンドのユニゾン・キャピタルと連携し、経営の再建を急ぐ。海外に向けては、国内飲料市場が収縮する中、サントリー(大阪市)が、ペプシコ系のボトラー、米ネイゲル(アイダホ州)から工場設備などを譲り受け、海外事業を拡大するなどの動きが見られた。
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――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
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